お知らせ

2016/10/15

平成28年度 秋葉区地区懇談会報告

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平成28年7月26日(火)の午後2時から、新潟薬科大新津駅東キャンパスの講義室において、秋葉区地区懇談会が開催されました。この地区懇談会は秋葉区役所が年1回、秋葉区内にある11のコミュニティ協議会それぞれとの意見交換を目的に行っているものです。

当日は秋葉区役所側から熊倉区長さんをはじめとする各課の課長さん等15名が、また新津中央コミュニティ協議会側からは各町内会の役員等52名が出席しました。

昨年度から、常任委員会(町内会長で構成)の中に新たに位置づけた地域課題検討委員会で、各町内会から出された地域課題を検討し、緊急性や重要度の観点から絞ったテーマについて重点的に協議するという方式をとることにしました。

ちなみに、今年度は各町内会から寄せられた62件の地域課題の中から、①信越線フイシン踏切の改良(昨年度からの継続課題) ②避難所運営体制検討会の今後のあり方 ③新津川の整備の3点について区側への要望と意見交換をしました。

その他の地域課題については、文書による回答と直接の対応窓口の示された区役所からの回答書を全町内会長宛てに配布しました。

ここでは、区役所で作成した議事録に基づき、上記の重点地域課題についての質疑の概要をお知らせします。

 

1.信越線フイシン踏切の改良について

問題提起者:阿部久四郎(新津中央コミュニティ協議会副会長)

信越線「フイシン踏切」の改良については、昨年、熊倉区長にもいろいろお願いしている。秋葉区文化会館と秋葉区総合体育館の建設でトラックが1日何百台も通るため、吉岡町の踏切を強固にしたと聞いている。

今年の2月に踏切道改良促進法の一部改正が閣議決定された。どのような点が改正されたかというと、開かずの踏切など自動車交通の支障となっている踏切道や、歩道が狭隘な踏切も改良すべき踏切に含まれた。「フイシン踏切」は下興野町からさつき野町にかけて25メートルあり、一番狭い幅員は3.5メートルで、非常に狭隘であると認識されている。

道路改正法では、通学路における小学校児童が通行する際の安全確保の必要性にも触れている。下興野方面から第一中学校に通う生徒は自転車を使っており、徒歩で通う生徒はいない。登下校時には自動車とすれすれに踏切内を走っており、ぶつかって事故になる危険がある。「フイシン踏切」は下興野町からさつき野町にかけた25メートルの中に7本の路線が入り、約14本の線路が走っている。非常に凹凸が激しく、ポイント切り替えの路線も入っている。下興野町からさつき野4丁目の商店街に買い物に出かける高齢者の女性も増えており、今年4月には下興野町の70代の女性が自転車に乗って買い物に出かけたところ、踏切の中で事故に遭った。幸い命に別状はなかったが、横転して傷害を負っている。

国土交通省が全国58箇所を改良踏切に指定したことを4月12日の新聞報道で知った。今日、その58箇所のリストを持ってきている。ホームページからダウンロードもできる。記事の中で、「今回、17都道府県58箇所を指定した。今後、計1,000箇所以上を順次指定していく。鉄道事業者や道路を管理する自治体に対して交通安全対策を求めていく」と書かれている。また、立体交差など莫大なコストがかかる場合もあると述べられている。

「フイシン踏切」は地盤が弱く、揺れが激しい場所だと聞いている。また、25メートルの道路を工事するとなると交通量が多いため、夜間にしかできない。単年度でできるものではなく、数年かけなければ実現できない大変な事業だと思われる。命や安心安全というものは費用対効果の中では優先度の高いものだと思うので、「フイシン踏切」の改良に向けて更なるご配慮を賜りたい。

町内会としても何かできることがあればお手伝いしたい。

 

【回答】熊倉淳一(秋葉区長)

踏切道改良促進法に基づく改良踏切の第1弾として一覧を見せてもらいましたが、首都圏を中心に、おそらく立体交差を除いた、開かずの踏切を指定した傾向があると見ていました。第2弾、第3弾と、別な視点での指定がなされていくと思っています。粘り強く活動をしていきたいと思います。

これとは別に、確か五泉市の泉町や新潟市内の紫竹の踏切のように、新潟県座談会として県内で指定した箇所もありましたが、一覧には載っていませんでした。

とりあえず喫緊の対応として、JRに踏切内の段差解消について申し入れをしてきました。

その結果、敷板等の補修を今年の12月末までにやっていただけることになりました。幅は従来通りですが、JRと更に話し合いを進めていく中で、人の通行する部分を色分けできないかとか、対面通行になっている踏切内において、車両一車線分を白線やカラーポストで区分することは可能かどうかといった話も合わせて協議していきたいと思います。

踏切の中についてはJRにやっていただくしかありませんが、まずはその喫緊のところから対応させていただきたいと思います。

将来的に踏切を改良するには、十分な交通量などのデータやそれに基づいた協議が必要です。予想されていたことですが、踏切内で接触事故が発生したことは大変残念に思っています。新潟市としても一生懸命取り組んでいきたいと思います。

 

 

2.避難所運営体制検討会の今後のあり方について

問題提起者:清野 展(新津中央コミュニティ協議会会長)

新潟市では避難所運営マニュアル概要版を作成し、これに従って避難所を開設した際の初動体制や長期に渡る避難所開設前の運営体制について、各区単位で研修会を開催している。私も平成26年度から2年連続参加し、普段全く意識しない避難所の運営について問題意識を共有することができ大変よい研修であった。

避難所運営体制検討会では、平成26年度は避難所ごとに関わる町内会の関係者、秋葉区職員、学校関係者が参加し、避難所を開設した場合の部屋割はどうなるのかということについて検討された。今まで全く問題意識のなかったことを、この研修を契機に全ての避難所の部屋割りの計画が出来上がり、健康福祉課で一元的に管理されている。検討会の一つの成果であると言える。

また、平成27年度は、具体的に避難所が開設された場合にどんな問題が起こりうるのかをワークショップで取り上げながら、それらの問題に対して、どういう組織で対応していけばよいのかについて話し合うことができ、これまた大変意義深いものであった。

検討会が今後も継続して行われていくことを期待しているが、参加するメンバーがどんどん変わってくるので、繰り返し同じレベルでやっていく必要があると同時に、更に付加価値のある研修体制に持っていかなければならないと思っている。今後の検討会のあり方についてどのように考えているのか伺う。

 

【回答】熊倉淳一(秋葉区長)

平成26年度から行われている避難所運営体制検討会に参加いただき大変ありがとうございます。なかなか設定イメージがつかめない中で検討会に参加することによって見えない部分が見えてくる点を考慮し、今年度も引き続き開催できるよう防災課にお願いしています。

ただ、今年度の割り振りで予算的に大分削られたという話も聞いています。全市を対象としてこれまでと同じようなスキルでやっていくことが今年度の予算の関係でできるかどうか検討していますが、厳しい予算の状況であるという話は聞いています。だとすれば、どのようなやり方があるのか、秋葉区の予算を視野に入れながらご要望にお応えできればと思っています。

いろいろな視点があると思います。今注目を浴びている女性の視点から見た避難所のあり方、また障がいを持つ方といった、今まで危機に対して脆弱であった人たちの役割という切り口もあるのではないかと思っています。どういうやり方をするか検討させていただき、なんとか今年度、どういう形でも顔の見える関係の中で開催したいと思っています。

 

【追加質問】清野 展(新津中央コミュニティ協議会会長)

ぜひ継続開催を望むところである。受講するメンバーはどんどん変わってくるので、やはりその都度そういう体制で意識化を図っていく必要がある。経費的にそれほどかかる事業ではないと思う。

やはり、いざ災害が起きたときの対応となると、避難所の運営は非常に重要になる。平成26年度の検討会で、避難所ごとに部屋割りを行った。新津第一小学校も避難所になっているが、そこには新津本町など8町内会の住民が避難する。中沢町内会長の南澤さんが中心になって部屋割りの策定を行ったが、対象となる全住民の約55%しか収容できないという事態が明らかになった。

新津地域交流センターは、下興野町、新津本町1丁目、新津本町2丁目1区・2区、善道町1丁目、善道町2丁目の5町内の避難所になっている。この5町内の現時点での人口は3,311人、1,415世帯であるが、この数を受け入れるだけのキャパシティがない。

平成25年3月に保存版として秋葉区避難ガイドブックが全戸配布された。これを見ると、地震に対する秋葉区の想定は、マグニチュード7.0~7.3程度となっている。

新津中央コミュニティ協議会エリアでは、だいたい震度6強になる。震度6強の揺れが起こると耐震基準の古い形の住宅は全半壊となる。その上耐震改修も進んでいない。仮にこの位の地震が発生すると、水害の場合と違って、大概の人たちは家にいることができず、避難所に駆け込まなければならない。これだけ多くの住民が避難所に集まると、溢れかえって避難所としての機能を果たさないという状況が考えられる。避難所運営体制と同時に、災害が起きた場合に避難所をどういう形で確保しなければならないか、例えば、新潟薬科大新津駅東キャンパスもその範疇に拡大していくことになるのかといった今後の避難所の設置のあり方も問題になる。

検討会の継続開催と合わせて、避難所運営について新たに見えてきた課題への対応についても地域住民と一緒になって考えていく必要があると思うがご所見を伺う。

 

【回答】熊倉淳一(秋葉区長)

一例として、今回の熊本地震の際に、熊本市は人口がだいたい74~75万人ですが、災害避難者数は、一番多い4月17日で約11万人でした。

人口比で約15%です。

平成26年度に行いました防災基礎調査によりますと、新潟市が想定する最も大きな地震、震度7程度の災害避難者数は、1週間後が最も多く新潟市全域で159,000人を想定しています。

秋葉区では約9,900人の想定となっています。

秋葉区の人口を仮に77,000人としますと13%弱と想定されますが、あくまで秋葉区全体のエリアでの話です。市指定避難所の受入可能人数は、秋葉区では57避難所がありまして、学校や施設の中の体育館や会議室、集会室といった面積を基準に算出しますが、全体で41,000人収容可能で、収容率にすると53%になります。避難所ですので、100%収容できる避難態勢というのはないはずです。

新潟市の防災計画では、指定している避難所だけでなく、発災後の状況によっては別の施設も新規指定できるとされていますので、万が一、避難所に避難者が入りきれない場合は、例えば、新潟薬科大学新津駅東キャンパスも緊急的避難場所として開放・使用できるようお願いし、少しでもお役に立つような形にしたいと思っています。

 

 

3.新津川の整備について

問題提起者:中村信也(新津中央コミュニティ協議会事務局長)

新津川の環境整備と現状について、3点ほど申し上げる。

1点目は、新津川水仙物語による水仙の植栽についてである。以前は外来種などの雑草により荒れ放題だったが、6年間にわたる市民ボランティアの手により、4月から5月にかけて桜と水仙のコラボレーションが楽しめる観光スポットになった。

更に、秋葉区が企画した市民ボランティアによる新津川除草クリーン作戦の実施とその定着は、新津川の環境保全に市民の目を向ける意味ある取り組みだと私は考えている。

2点目は、各町内による遊歩道沿いの花壇の整備とその管理について

である。毎年、年間を通じて花が咲き、新津川の環境美化に一役買っていると思われる。しかし、雑草や背の高い植物が邪魔になり、遊歩道からは新津川の水面が見えない場所も多い。まだまだ親水公園としては、環境面からはほど遠いと感じる。

そこで、このことに関して質問と要望を述べたい。

新津川の環境保全についてこれまで継続して取り組んできたが、3年ごとの事業見直しにより、その都度主管課が、例えば、地域課から現在は建設課に変わっている。今後もまた変わるのか。継続性と事業の発展性から考えると、主管課を固定する方がよいのではないかと私は考える。

また、新津川の環境保全に計上している直近の予算については、先ほど説明があったが、平成26年度からずっと継続して100万円くらいと承知している。直近でよいので、執行割合を改めて聞かせてほしい。

 

【回答】熊倉淳一(秋葉区長)

主管課についてですが、新津川は河川ですので、新潟県地域整備部が管理しています。カウンターパートナーという意味では、現在の建設課がベターだと思っています。今後もこのような形でやらせていただきたいと思います。

予算につきましては、100万円を提示させていただいていますが、執行割合は昨年度で9割を若干切っています。

 

【追加質問】中村信也(新津中央コミュニティ協議会事務局長)

新津川の河川公園に設置されている花壇の管理については、川沿いの各町内会に委託されていると思う。植栽後の水やりについて、近くに水道の蛇口が設けられていない。直接新津川から水を汲み、散水しているのが実情である。私も経験しているが、足場が悪く、特に夏場は水位が低下して水汲みは非常に難渋している。高齢者の方が多く関わっているため、安全の面で問題があると思う。そこで、各花壇の水やりの実態を調査し、必要に応じて水道設備の設置をお願いしたい。

 

【回答】熊倉淳一(秋葉区長)

河川の敷地内に構造物を設置する場合には、河川管理者である新潟県の協議が必要になります。水道設備を設置する場合には、どこから水道管を引っ張ってくるのかという問題がありまして、例えば、道路であれば水道管が入っていますが、新津川の左岸側ですと、石崎さんの家の中から水道管を引っ張ってくる訳にはいきません。民地を通らずに、公共的な道路などから水道管を引っ張ってこなければならない状況があります。現地を確認させていただき、どこのルートなら行けるのか判断しなければならないことが、1つの課題として考えられます。

何箇所必要になるかにつきましては、金額的な協議も必要になってきます。維持管理をどうするのか、水仙の管理はどうするのか、といったことについても協議が必要だと思います。実態調査をいろいろした中で、また話し合いをさせていただきたいと思います。

 

【追加質問】中村信也(新津中央コミュニティ協議会事務局長)

水道を整備してほしい場所が2,3箇所あるが、地盤を整備してもらい、水の汲み上げが安全にできるような対策を継続して考えてもらえるとありがたい。

新津川の環境整備と現状についての3点目として、日揮触媒化成さんの裏に、とても風情のあるガス灯が3基設置されている。現場のプレートで確認したので間違いないが、平成7年当時、日揮触媒化成さんから寄贈されたものである。残念ながら、このガス灯は現在点灯していない。せっかくあるので、いろいろ条件はあると思うが、再点灯に向けた取り組みをお願いしたい。

 

【回答】熊倉淳一(秋葉区長)

どういう状況でガス灯が点かなくなったのか原因を調べさせていただき、点灯できるようにしたいと思います。

 

【追加質問】中村信也(新津中央コミュニティ協議会事務局長)

日揮触媒化成さんの問題なのでと仕方ないが、ぜひお願いしたい。

これに関連して、下興野から新津川の上流にある二之堰までの間に設置されている防犯灯が、夜間点灯しているかどうかについて点検したことはあるのか。

 

【回答】吉田和弘(秋葉区建設課長)

確認したことはありません。

 

【追加質問】中村信也(新津中央コミュニティ協議会事務局長)

調査と合わせて管理もお願いしたい。能代分流公園までの遊歩道について、私も何回か歩いたが、最近はウオーキング愛好者の恰好なコースになっている。新町大橋から上流に向かって、春には桜と水仙が同時に咲く素晴らしいコースになっているが、秋葉区を訪れる多くの人たちのためにも、要所要所でちょっと休憩できるベンチを設置してほしい。

 

【回答】熊倉淳一(秋葉区長)

先ほどの水道設備の場合と同様に、河川敷地内にベンチを設置しようとすると協議が必要になります。どういう形のベンチがよいのか、現地を見せていただきながら、話し合いをさせていただきたいと思います。

 

【追加質問】中村信也(新津中央コミュニティ協議会事務局長)

継続して検討してほしい。最後に、新津川に親水公園としての機能を持たせるため、ビオトープなどの水に親しめる空間を河川敷内に造成することが可能か検討をお願いしたい。

 

【回答】熊倉淳一(秋葉区長)

9月ぐらいから県地域整備部の方で図書館側の整備をし直すという話を聞いています。反対側の上流で葦の茂っている場所も伐採するそうです。詳しい話は聞いていませんが、一定程度の親水性を持たせるために葦の伐採をすると思いますので、その状況を見ながら協議させていただきたいと思います。

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